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紙の種類によって木・パルプの利用量は違ってくる?

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紙は木から作られることから、必要な量以上に紙を利用するのことで資源の利用量を減らすことができます。同じ紙でも種類によってパルプすなわち木の利用量が少し変わってくるので、そのことについて説明します。

紙の種類〜表面に塗工されているか〜

紙の種類はたくさんあるのですが、一つの分類として塗工紙・非塗工紙があります。非塗工紙は抄紙された紙そのものです。最近ネットで注文できる印刷サイトが増えてきて、紙の種類の名前も一部浸透してきているように感じるので、そこでよく出てくる紙の名前をなるべく使って説明していきます。印刷通販サイトでよく出てくる上質紙がそれです。

そして、塗工紙は非塗工紙に塗料を塗って平滑にしたもので、その塗料の量によってコート紙・アート紙といった分類がされています。また、その塗料の種類によってコート紙の中でもマットコート紙・コート紙と分かれています。

一般的に、

種類 塗布量
コート紙 20g/㎡
アート紙 40g/㎡

種類ごとに塗料の量が上記のような違いがあります。

同じ重さなら上質紙が一番パルプの量を使う

プリント通販でよく上質紙90kg・コート紙110kgというような表現をよくみかけますが、この数字の部分が何かというと標準的なサイズの紙が1,000枚集まったときに何キロになるかというものを表していて、すなわち重さが大きいほど厚い紙ということになります。

では、本題の紙の種類によって木・パルプの利用量がどれだけ違うのかという点ですが、上質紙・コート紙・アート紙の3種類で比較してみます。わかりやすく重さをそろえて110kgの場合で説明します。

上質紙110kgは1枚あたり0.15mm、コート紙とアート紙は0.1mm程度です。同じ重さでも厚さが違ってきています。そして、1㎡あたりの重さは110kgの紙だと127.9gになります。

先程お伝えしたとおり、コート紙が1㎡あたり20g、アート紙が40gの塗料がついているため、1㎡あたりのパルプの重さでいうと、上質紙が127.9g、コート紙が107.9g、アート紙が87.9gとなります。

紙の種類ごとのパルプ利用量

このように同じ重さの紙であれば上質紙が一番パルプを使っているということがわかります。紙を選ぶときの参考になれば幸いです。

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